研究分野

本講座の研究分野は,マルチメディアセキュリティおよびそれらに関連する理論と応用です.現在,我々が主に興味を持っているのは次のテーマです.

インフォデミックへの
防御基盤

データ駆動型で開発されるAI技術は,インフォデミックと呼ばれる新しい脅威の出現にも繋がっています.フェイク情報に対する防御手段を研究し,社会のDX変革に向けた取り組みを強固にするためのAI技術の研究および開発に取り組んでいます.

ブロックチェーンの活用

ブロックチェーンはDAOやDAppsのような非中央集権型システムを実現します.我々は,主に個人情報保護・活用の分野におけるブロックチェーン応用技術の研究開発とその社会実装に取り組んでいます.

暗号系の安全性

今日の公開鍵暗号系や電子署名系の多くは,計算量的に効率よく解決することは困難と考えられている幾つかの計算問題にその安全性を依存しています.我々は,暗号系の安全性を支える種々の基礎問題の複雑さを構造的計算量理論の手法を用いて研究しています.

信頼性の高い
AI医用画像診断支援

AIによる医用画像診断支援の研究に取り組んでいます.具体的には,AIによる医用画像解析,医用画像生成,医用画像のデータ分布がAI性能に与える影響の解析などを行い,診断支援の信頼性と安全性の向上を目指しています.

研究紹介

本講座で行っている研究について紹介する

マルチメディアセキュリティ

栗林 稔

AI技術を悪用してフェイクコンテンツを作成し,偽・誤情報の発信によるプロパガンダの問題が指摘されています.この問題に対応すべく,「加工・編集および生成されたコンテンツ」と「正常に撮影されたコンテンツ」を判定する技術を本研究では扱っています.また,AIシステムを誤動作させる意図で作成されたコンテンツも対象として,コンテンツの真偽判定技術の実現を目指しています.

ブロックチェーン技術を活用した個人情報保護・活用

酒井 正夫

ブロックチェーン技術を活用した個人情報保護・活用の研究に取り組んでいます。詳細については準備中です。

準備中

磯辺 秀司



準備中

情報セキュリティに関連する数学

小泉 英介

情報セキュリティ, 特に暗号理論に関連する数学に興味を持っています. 最近は, 暗号理論にはあまり使われない「非可換な代数構造」に着目し, 暗号方式などへの応用可能性を検討しています.

準備中

zhang zhang